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口と鼻での呼吸の違いとは?

呼吸の仕方ひとつで、免疫力がアップすることも低下することもあります。

免疫力低下に繋がる呼吸としては、口呼吸があります。

これは読んで字の如く、口で呼吸する方法のことで、鼻呼吸のように粘膜が防波堤の役目をするのに対して、口呼吸はウイルスやばい菌を、直接喉粘膜に付着させてしまうために様々な病気を発症することがあります。

特に普段から、ずっと口で呼吸している人は免疫力が低下している人が多く見られ、喘息、アトピー、花粉症、ひどい場合には関節リウマチ、肺炎、腎炎にも繋がるといわれています。

なぜか日本人には口呼吸派が多いといわれており、若年層ほど口呼吸の割合が占めているそうで、早い時期からの鼻呼吸への転換が必要だといわれています。

では、ここで口呼吸と鼻呼吸の違いについて見てみましょう。


●口呼吸を続けていると…

免疫力 高める

口ばかりで鼻に空気が通らずに、鼻腔や副鼻腔が不潔な環境になりウイルスやバイ菌の温床となる。

喉は非常にデリケートで、外気の温度や湿度、外気中の外敵から守る機能が無いため、そのままの状態で喉粘膜まで運んできてしまうということで、肺にも悪影響。

また粘膜が病原菌の温床となると…これらの病原菌が白血球にまで影響を及ぼす場合があります。



●鼻呼吸を続けていると…

免疫力 高める
鼻には外気中のバイ菌やウイルスから守ろうと防波堤機能が働きます。

鼻から侵入してきた病原菌全体に対して、5割から8割が鼻粘膜により吸着処理してくれます。

また秋〜冬にかけて、乾燥しやすい時期になると口呼吸で喉をやられたり、風邪を引いたりする人が多くなりますが、鼻呼吸は乾燥した外気を加湿する役目も担っているので、喉の炎症や風邪に強いといわれています。

鼻呼吸することで、鼻腔や副鼻腔が清潔に保たれ、病原菌の増殖を抑えてくれます。


免疫力を低下させる口呼吸、
免疫力をアップさせる鼻呼吸ということが、お解かりいただけましたでしょうか?

普段から鼻で呼吸することを意識して、習慣付けましょうね。