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食物アレルギーは遺伝する?

食物アレルギーが遺伝するものかどうか、子供を持つ親なら気になるものです。特に、親が食物アレルギーを持っている場合は、赤ちゃんに何を食べさせていいものやらずいぶん悩みます。

例えば父親がえびに対して食物アレルギーを持っていると。では赤ちゃんにはエビを使った離乳食は食べさせてもよいのかと。

ただ、乳幼児の間に出現する食物アレルギーと、大人の食物アレルギーは違ったものだといわれています。乳幼児の場合は、卵や小麦や牛乳で食物アレルギーが出やすいのですが、成長とともに自然に治ってしまうことがほとんどです。
それに対して大人の食物アレルギーで、魚介類や、えび・かに等の甲殻類、果物をアレルゲンとするものはほとんど治らないといわれています。

だから同じ食品で食物アレルギーになるのかというとそうとは考えにくいですね。でもアレルギーを起こしやすい「体質」自体は遺伝するといわれていますので注意は必要です。

それにしてもアレルギーに関しては曖昧なデータも多く、断定的に語れないところがあります。あるデータによると、アレルギーを持つ乳幼児の家系内にアレルギーを持つ人がいる確率が50%ということになっています・・・・・・え? 50%なら遺伝は関係ないじゃん、と思ってしまいますよね。厚生労働省によれば日本人の3人に1人はアレルギーを持っているそうですのでアレルギーのまったくない家系を探す方が大変でしょうから。

私自身アレルギー体質ですが、親兄弟はアレルギーとは縁がありません。私がキウイを食べられないのを見て「お前の考え方が悪いからだ!」と父親に変な叱られ方をしたこともあるくらいです。

自分がそうだから子供もそうに違いない!とか、遺伝云々でなく、ニュートラルな態度で子供のアレルギーに対しては観察することが必要なようです。