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食物アレルギー 卵vsえび

食物アレルギーの原因になる食品、アレルゲンとしてすぐに思い浮かぶのは、食品での表示が義務付けられている特定原材料、つまり、卵・小麦・乳・そば、落花生ですね。これらはアレルギー症状が出たときの危険度が高いのでわざわざ表示を義務付けています。

さてそれでは、食物アレルギーの出る割合が最も高い食品はなんなのでしょうか?

厚生労働省の出したデータがあります。
それによると・・・

食物アレルギーの原因は年齢によって変わってきまして、0歳〜6歳までの乳幼児に圧倒的に多いのが卵なんですね。食物アレルギーを発症した0歳児の約6割、また1歳児の5割弱が卵を原因としています。ちなみに2番目に多いのが牛乳・乳製品となっています。

しかしこれらは年齢とともに消えていくのですね。ということは、乳幼児のうちに卵アレルギーや牛乳アレルギーが出たとしても、それほど心配する必要はないということになります。ほとんどの場合、小学生になるまでに治ってくれます。これは子供が成長に応じて耐性も獲得していくからですね。

さて、では大人になりますとどんなものが食物アレルギーの原因として出てくるのでしょう。

これは、えび・かに等の甲殻類が多いようです。それから、小麦・果物・魚類と続きます。いずれも10%台の割合となっています。

大人のアレルギーの場合は、子供のように成長に応じて耐性を獲得していくというわけには行きませんので、子供の場合よりも深刻かもしれません。自然に治っていくケースというのは少ないようです。