頭部のがんについて

頭部のがんといえば、脳腫瘍が思い浮かぶのではないでしょうか。
初期段階での自覚症状がないというのが特徴で、今までは何ともなかったのに…
なんとなく手がしびれる。
視界が狭く感じる。
喋りにくく感じる。
など違和感を感じるようになって検査を受けたところ、脳に腫瘍ができていた…
というパターンが多いようですね。
また最初は特定されず、病院を数件回って見つかったというケースも少なくありません。
脳でも部位によっては簡単に見つからないこともあります。
では、脳腫瘍というものについてみてみましょう。
脳腫瘍は「原発性脳腫瘍」、「転移性脳腫瘍」とに大別されており、
頭蓋骨の内部となる脳や脳周辺組織などにできる腫瘍をいいます。
「原発性脳腫瘍」とは脳の組織自体に発生するもで、神経膠腫は悪性、それ以外の髄膜腫
や下垂体腺腫、神経鞘腫などは良性腫瘍といわれています。
「転移性脳腫瘍」は他の臓器からの転移によってみられる症例をいいます。
がんが体中を転移し、脳にも転移していたという話を聞いたことがあると思いますが、
臓器にできた悪性腫瘍が成長・増殖を繰り返しながら全身を蝕んでいくわけです。
「転移性脳腫瘍」は、複数の部位に腫瘍が転移しやすい特徴があります。
これらの原因となる悪性腫瘍といわれる代表的なものとして、圧倒的に多いものが肺がん。
続いて、乳がん、胃がん、腎臓がん、膀胱がん、頭頚部がん、子宮がんといわれています。
ただ、脳腫瘍と言っても他と同じように悪性腫瘍と良性腫瘍とがあり、良性などの場合は
心配することはありません。
しかし、他の部位と違い脳の場合は良性腫瘍であったとしても、大きくなるにつれて脳を
圧迫することが考えられます。
言語障害や腕・半身の痺れなどに繋がることも考えられるので注意が必要です。
脳腫瘍の場合は、良性であれ悪性であれ、適切な検査の上、早期治療を行うことが大切です。

