肝臓がんについて
肝臓がんについて
肝臓がん(肝臓癌)は年々増加傾向にあり、肝臓がんによる死亡者数は
2015年頃まで増加し続けると予想されています。
肝臓がん(肝臓癌)のおよそ9割を占める肝細胞がんのうち約8割がC型肝炎、
2割がB型肝炎が原因で発生しており、
そのため肝臓がんを持っている患者さんの約7割近くは
ウィルス性肝炎のための肝硬変を合併しています。
ほとんどの肝細胞がんがB型肝炎やC型肝炎を原因としているため、
B型肝炎、C型肝炎ウイルスに陽性の方は定期的な経過観察が必要であるといえます。
C型肝炎ウイルスに感染すると、1〜3ヶ月の潜伏期間の後に
肝臓に急性の炎症(急性肝炎)が起こります。
その後慢性肝炎から肝硬変へと進行することが多く、
肝硬変になった場合にはその後肝臓がん(肝臓癌)を発病する危険性が高まります。
肝硬変や肝臓がんに移行する際には多くの場合、
血小板の数値が低くなります。
肝炎ウイルスのキャリアの方で健康診断などで
血小板の数値が低くなりつつある方は注意が必要です。
肝臓がん(肝臓癌)は再発率が極めて高いがんであり、
難治性の経過をたどることが多く5年生存率も
肺がんや膵臓がん、 胆道がんなどとともにかなり低い率に留まります。
したがって、B型肝炎やC型肝炎キャリアの方は
肝臓をいたわるように生活習慣を変えたり、
普段から免疫を強化することがとても重要になります。
肝細胞がんとは異なり、肝内胆管がんはウイルスとは関係がありません。