胃がんの解説と症状
『胃をすべて切除した私が術前と同じ62kgを維持できる理由』
胃がんとは
胃の悪性腫瘍の大部分は、胃がんです。
近年は他の臓器のがんと比べた相対比は減少していますが、
がん死のなかで最も多いのがこの胃がんです。
胃がん患者における老人の割合と死亡率は増加しています。
原因はいまだ明確ではありませんが、
欧米と比べて日本に多いことや胃がんの多い家系のあることなどから、
環境因子と遺伝因子の関与が考えられています。
萎縮性胃炎や無酸症などに胃がんの発生しやすいことも知られています。
食事との関係では、塩分のとりすぎ、
タンパク質の焦げたものを食べるなどが知られています。
胃がんの症状
胃がんに特徴的な自覚症状はありません。
早期には無症状であることが多く、
みずおちの痛み・不快感(心窩部痛、心窩部の漠然とした不快感)、
腹部膨満感、吐きけなどの不定愁訴的症状がみられます。
老人では、腹痛は少なく、無症状であったり、
上腹部の違和感やつかえ感などの不定愁訴が多くみられます。
噴門部や幽門部に発生したがんでは、
通過障害を起こすことがあり、
食後の膨満感、吐き気、嘔吐などがみられます。
がんからの出血は少量で持続的であることが多いのですが、
時には潰瘍を形成して大量に出血することがあり、
このようなときには吐血や下血が認められます。
進行した胃がんでは、リンパ節に転移を認めたり、
肝臓や肺などの他の臓器への転移が認められます。
がん性腹膜炎を起こしていれば、腹痛と腹水がみられます。
胃がんは手術をすればそれでOK!ではありません。
退院した日から新たな「食との闘い」がはじまります。
「胃がん」術後は自分にあった食事のリズムを身につけることが一番大切です。