背中の痛みには、背中を知る 筋肉編
前回は、そもそも背中ってどのような構造になっているのか?そこら辺をよく理解できると、背中の痛みに対する対策には役に立つかも…、ということで、首・背中・腰の骨の構造についてお話しました。今回は、背中を知る「筋肉」編です。
前回は、頭蓋骨から骨盤までの「頚椎」「胸椎」「腰椎」について詳しくお伝えしましたが、それらの骨の複雑な動きを支えているのは筋肉です。
首・肩・背中などの筋肉は、肩関節を包んでいる「三角筋」、首から肩甲骨を大きく包む「僧帽筋」、背中から脇腹や腰まで大きく包む「広背筋」、頚椎などの首を支える「脊柱起立筋」、胸全体を覆う「大胸筋」などが主な筋肉です。
これらの筋肉は、人間の体の表面を左右対称に覆う筋肉で、表層筋といわれています。
また、これらの表層筋をその下で支える深層筋という筋肉もあります。深層筋はよくインナーマッスルと言う呼び方をされていますね。
僧帽筋を下で支える「菱形筋」、首から肩を裏で支える「肩甲挙筋」などが主なインナーマッスルです。インナーマッスルは、人間が正しい姿勢を保つためにも大きな役割を担っています。
このように大切な働きをするインナーマッスルなんですが、あまりにも負担が大きくなりすぎると受け止めきれずに、表層筋のも負担がかかってしまうようになります。この表層筋への負担が、いわゆる「こり」というものです。
逆に言えば、「こり」とは一部の筋肉に過大な負担がかかることで起きる筋肉疲労ということができます。
背中の痛み・首や肩の痛みのメカニズムを知ることは、これらの筋肉の働きを知り筋肉のつながりを知ることです。それらを知って、背中の痛みや肩こりなどに対処する必要があるということです。