LDLとHDLの基準値と計算式
コレステロールは体になくてはならないものです。
悪玉コレステロール(LDL)は肝臓でつくられたコレステロールを体の隅々にまで行き渡らせ、善玉コレステロール(IDL)は血管壁にくっついて溜まっているコレステロールを抜きとって肝臓に戻してくれます。
この働きは、動脈硬化を抑制します。
これが正常な状態の悪玉コレステロールと善玉コレステロールの働きなんですが、偏った食事・暴飲暴食・運動不足・喫煙などが原因でバランスが崩れ始めます。
『悪玉コレステロールの数値が増える』
『善玉コレステロールの値が減る』
こういった状況になると高脂血症や動脈硬化を発病し、放置した結果、脳梗塞・心筋梗塞を引き起こすようになります。
●悪玉コレステロールと善玉コレステロールの標準値
★総コレステロール 220未満
★悪玉コレステロール(LDL) 140未満
★善玉コレステロール(HDL) 40以上
★中性脂肪 150未満
◆悪玉コレステロールの計算式
悪玉コレステロール値=総コレステロール値-善玉コレステロール値-0.2×中性脂肪値
※ただし、中性脂肪値は400mg/dl以下の場合にのみ、計算式は使えます。
中性脂肪が400mg/dlの場合は、直接法を採用します。
直接法というのは、悪玉コレステロールの数値を直接はかる方法です。
保健指導制度や特定健診の健康診断だと、直接法で悪玉コレステロールの値を測っています。
●悪玉コレステロール・善玉コレステロールの影響で発病する病気
★悪玉コレステロールの数値が高い場合
「糖尿病」「高脂血症」「動脈硬化」
★善玉コレステロールが低い場合
「脳梗塞」「脳動脈硬化症」「糖尿病」「腎硬化症」「狭心症」「心筋梗塞」
悪玉コレステロールを減らすのも、善玉コレステロールを増加させるのも適度な運動や食事療法によるものです。
場合によっては、薬の力を借りないと無理な場合もありますが、コレステロールの数値が改善されれば一生続くものではありません。